こんにちはちょこふあです。
家庭から出る生ごみを、いいかたちで再利用できたら…と思っていたところ
友達に「EMぼかし」と「ごみ処理ボックス(マジックボックス)」を使って、家庭菜園用の肥料づくりができるというのを教えていただき、さっそく始めてみました。
また、松本市では、環境にやさしい暮らしを応援するために、こうしたごみ処理用具の購入に補助金が出る制度があります。詳しくは松本市のホームページなどで情報を確認してみてくださいね。
今回の「ぼかし容器(ごみ処理ボックス)」の購入の補助金については
「購入金額の3分の2以内」の補助率とありました。
補助金いただけるのはとても嬉しいです。
また、EMぼかしは「第2コムハウス」さん(松本市新村)でも購入できます。
私はこちらの第2コムハウスさんから購入させていただきました。
EMぼかしを購入されたい方はぜひ行ってみてください。

EMぼかしって?
EMぼかしは、米ぬかなどにEM(有用微生物群)を加えたもの。これを家庭の生ごみにふりかけながら専用のバケツに入れていくと、自然に発酵が進み、やがて肥料になるというしくみです。
【家庭で簡単!】EMぼかしでつくる発酵肥料の作り方
わが家で実践している「EMぼかし」を使った発酵肥料の作り方です。
家庭で出る野菜くずが、自然の力で発酵して、家庭菜園やお花の肥料になる…そんな循環が、思ったよりずっと簡単にできるんです。
用意するもの
- EMぼかし(ホームセンターやネットでも購入できます)
- 生ごみ(野菜くず、果物の皮など)
- ごみ処理ボックス(ふた付き。松本市の補助制度対象になるものもあります)
- 新聞紙
- ビニール(中に敷く)
- しゃもじ等の棒(混ぜる用)
※生ごみですが、肉や魚、油っぽいもの、乳製品などは発酵がうまくいかないので使わないようにしています。
EMぼかしとネットで購入もできます


作り方
生ごみを細かくする
大きなままより、できるだけ細かく切っておくと発酵が早く進みます。
野菜くずや皮は、キッチンバサミでざくざく切るだけでも大丈夫です。
ごみ処理ボックスに入れて、EMぼかしをふりかける
- ごみ処理ボックスの底に新聞紙をまず敷いてから始めます。
- その上にEMぼかしを少し敷き、その上に1日分の生ごみを入れます。
- その上からEMぼかしをたっぷり入れ、しゃもじ等で生ごみとぼかしをよく混ぜ合わせます。
- まんべんなく上から押さえて空気を抜きます
- ビニールをかけてふたをぴったり閉めます。
※生ごみは水分はない方がいいので、私は新聞紙にのせて少し乾かしてから入れています。
※水分が多いときはEMぼかしを多めに入れています。 - 直接日光のあたらないようにします。
これを毎日くり返します。
満杯になったら、1〜2週間置いて発酵させる
ごみ処理ボックスが8分目くらいになったら、それ以上は入れずにしっかりふたをして、直接日の当たらない場所で1〜2週間ほど発酵させます。
この間に発酵が進み、生ごみは白っぽいカビのような菌に覆われていきます。これがうまく発酵しているサインです。
※液体がたまる場合は、「発酵液(ぼかし液肥)」として500倍に水で薄めて草花にまくこともできます。
発酵が終わったら、土に混ぜる
できあがった発酵ごみは、庭の土やプランターの土によく混ぜ込んで1〜2週間ほどなじませてから、植えつけに使います。
YouTubeでも丁寧に作り方があります。
良かったらみてみてください。
はじめてみてよかったこと
可燃ごみがぐんと減る
今まで毎日のように出ていた生ごみが、バケツに入れておくことで処分する量がぐっと減りました。特に、夏場のごみのにおいが気になる季節には、この効果を実感できそうです。
地球にやさしい気持ちになれる
生ごみを捨てずに資源として生かすことで、地球にもやさしい暮らしができている…そんな小さな充実感を感じられるのも、うれしいことです。
手作りの肥料ができる
発酵が終わったあとは、家庭菜園やお花の栄養に。
手間をかけて作った肥料で、植物が元気に育ってくれたら、さらに愛着がわきます。
さいごに
EMぼかしのことは前から気になっていたけれど、なかなか始められなかった…
毎日の野菜クズが勿体無いな〜
と思っていらっしゃったら、ぜひこの機会に一歩踏み出してみていただけたら私も嬉しいです。
はじめは少し手間がかかるように感じるかもしれませんが、慣れてくると毎日の「ごみ捨て」が「肥料づくり」に変わる感覚が心地よくなってきます。
家庭でできる、小さなエコ。
それが、未来の大きな優しさにつながるといいですね。
本日もご訪問
ありがとうございました
皆さまも素敵な1日をお過ごしください
U・ᴥ・U