こんにちは、ちょこふあです😊
先日、前から「行ってみたいなぁ」と思っていた入笠山(にゅうかさやま)へ、トレッキングに行ってきました。
標高は1,955m。信州・長野県の富士見町にある、南アルプスのいちばん北のほうに位置するお山です。
ふだんはお庭でしゃがみこんでお花とにらめっこしている私ですが、この日は「山のお花に会いに行こう!」と、えいっと足をのばしてきました。
結果から言うと……秋のお花がいっぱいで、雲海にも会えて、大満足の一日に。よかったら、のんびりお付き合いください(*´∀`)
入笠山ってどんなところ?
入笠山は「花の宝庫」と呼ばれているそうで、春から秋まで、季節ごとにいろんなお花が咲いてくれる山なんですって。
ゴンドラを使えば山頂近くまでらくらく行けるので、山登り初心者さんや、小さなお子さん連れでも楽しめる……と聞いて、私も安心して計画を立てました。
ただ、今回の私はゴンドラは使わず、沢入(さわいり)登山口から自分の足でえっちらおっちら。
今回歩いたコースと所要時間
記録アプリを見返してみたら、こんな一日でした。
- 7:27 沢入登山口をスタート
- 9:09 アカノラ山に到着
- 9:33〜9:55 山彦荘でひとやすみ(入笠湿原のそば)
- 10:43〜11:16 入笠山の山頂へ!
- 11:31 仏平峠(ほとけだいらとうげ)
- 11:51〜11:57 大阿原(おおあはら)湿原
- 13:55 沢入登山口までもどってきて
- 14:01 ゴール
トータルで、合計6時間33分、歩いた距離は12.4km、のぼり・くだりはどちらも711m。
数字にするとなかなか立派で、自分でもちょっとびっくりしました。「庭仕事で鍛えた足腰、ここで役に立ったかな?」なんて、こっそり自分をほめておきました(笑)。
休憩もこまめに取りながら、ゆっくりゆっくり。あわてず自分のペースで歩けたのが、いちばんよかったなぁと思います。

🥾 はじめてさんメモ|沢入登山口から歩くと今回のように6時間ほどの本格コース、ゴンドラを使えば山頂近くまでらくらくです🌿 山のお天気は変わりやすいので、歩きやすい靴と、さっと羽織れる雨具があると安心ですよ😊
お天気は……霧と晴れ間、そして最後にまさかのオチ
この日は、霧がふわ〜っとかかったり、かと思えば急に晴れ間がのぞいたり。山のお天気は本当に気まぐれですね。
でもその霧がまた幻想的で、白いベールに包まれてとても素敵でした。


そして山頂では、なんと雲海に会えました……!
眼下に真っ白な雲がひろがって、その向こうにお山のシルエットが、島みたいにぽっかり。「わぁ……」と思わず声が出ました。がんばって登ったごほうびみたいで、うれしかったです。

じつはこの日はずっと霧がいっぱいでした。
この雲海も、ほんの少しだけ雲が切れた一瞬に、あわててカメラを構えて撮った一枚なんです。
あとから思えば、山の上の霧って、下から見れば雲そのものなんですよね。つまり私は雲のなかを歩いていて、その雲がふっと切れたすきに、雲の“海”を見下ろせた、というわけ。山の神さまが「はい、今だけ特別ね」と、さっとカーテンを開けてくれたのかもしれません。(*´艸`*)
雨には降られずにすんだのですが……実は、車で移動している最中がまさかの大雨だったんです(笑)。歩いているあいだだけピタッとやんでくれるなんて、山の神さまがちょっぴり味方してくれたのかもしれません。ありがたやありがたや。
秋の花に会えました(ちょこふあのお花メモ)
さてさて、いちばんの楽しみだったお花たち。調べてみたら名前もいろいろわかって楽しかったので、出会えた分をご紹介しますね。
エゾリンドウ
深い青むらさきの、りんとした立ち姿のりんどう。秋の入笠山を代表するお花なのだそうです。
茎のてっぺんと、葉のつけねのあたりに、花がかたまって咲くのが特徴的で、まっすぐ上を向いた姿が凛々しくて、思わず見とれてしまいました。

調べてみて「へぇ!」と思ったのですが、エゾリンドウの花は、じつはあまりパカッと大きくは開かないお花なんですって。晴れた日に先っぽがちょっとだけほころぶくらいで、つぼみみたいにふっくらしている状態が、これでもう“咲いている姿”なのだそうです。
「まだかな?」と思ってしまうくらい控えめで奥ゆかしい……なんだか私のモットー(やさしく、控えめに)にもちょっと通じる気がして、ひそかに親近感がわいたお花でした。(*^^*)
マツムシソウ
うすむらさきの、まぁるいピンクッションみたいなお花。ミツバチさんもせっせと蜜を集めにきていて、なんとも平和な光景でした。名前の響きもかわいいですよね。

ウメバチソウ
白い5枚の花びらが、梅の花のかたちに似ていることから、この名前がついたそう。漢字だと「梅鉢草」。梅の花を図案化した「梅鉢紋(うめばちもん)」に似ているから、とも言われているそうです。
しめった草地にひっそり咲いていて、清楚でうっとりしました。
このお花にはもうひとつ、かわいい秘密がありました。花のまんなかに、糸のように細かく枝分かれした「仮おしべ(かおしべ)」という飾りのようなおしべがあるんです。
写真をよーく見ると、花びらのあいだに黄色いふさふさっとしたものが見えますよね。あれがその仮おしべ。じっと見ていると、なんだか小さな花火みたいで、ますます愛おしくなってしまいました。

ワレモコウ(今回のいちばんの推し!)
そして……今回いちばん心をつかまれたのが、このワレモコウ!
こげ茶がかった赤い、ころんとした穂が、細い茎の先にゆらゆら。派手じゃないのに、妙に存在感があって、めちゃくちゃかわいいんです。
一緒に行った友達と「お店に売ってたら絶対買っちゃうよね〜」なんて言いながら帰ってきました。ドライフラワーにしても素敵なんだとか。うう、お財布のひもが……(笑)。

そのほか出会えたお花たち
ほかにも、うすむらさきの野菊(ノコンギクの仲間かな?)や、つんとした赤紫のアザミの仲間も、あちこちで咲いていました。
それから、白とピンクのちいさなお花も見つけたのですが、こちらは憶測ですが「ミゾソバ」かな……?金平糖みたいで、とってもかわいかったです。
白い星形に黄色っぽい斑点のあるお花も見かけて、これも憶測ですが「アケボノソウ」かもしれません。うーん、お花の名前しらべ、奥が深いです。

お花以外の、ちいさな発見
歩いていると、お花以外にも「おっ」と目にとまるものがたくさん。
コロンとまるいきのこ(ホコリタケの仲間かな?)が、ふかふかの苔の上や地面からひょっこり顔を出していたり、赤いかさのきのこもあったり。森の中はにぎやかです。

また、登山道には「山のものは見て楽しむだけにして、触ったり持ち帰ったりはしないように」という看板がありました。かわいいきのこやお花を見つけると、つい手にとりたくなってしまいますが……ここに暮らす山の恵みは、そっと目で楽しむ。大切なお約束ですね。
(ちなみに、写真は撮り放題!ということで、目一杯撮ってきました(笑)。途中でカメラのバッテリーが切れてしまうくらい、バシャバシャ撮ってきましたよ〜(*´艸`*))
それから、オレンジ色のちょうちょ(ヒョウモンチョウの仲間でしょうか)が、お花にとまってお食事中。そーっと近づいて、写真を撮らせてもらいました。

静かで気持ちいい、大阿原湿原
山頂を楽しんだあとは、仏平峠を通って大阿原湿原まで足をのばしました。
ここがまた、とっても静か。木道がずーっと続いていて、まわりには誰もいない時間もあって、聞こえるのは鳥の声と自分の足音だけ。
広々とした湿原に、秋色に色づきはじめた草が風にゆれて……なんだか心がすーっと軽くなりました。
にぎやかなお花畑も楽しいけれど、こういう静かな場所でぼーっとする時間も、大人の贅沢だなぁと思います。


【まとめ】入笠山で出会った秋のお花図鑑
今回のトレッキングで出会えたお花を、ちいさな図鑑にまとめてみました。名前を知ると、山歩きがもっと楽しくなりますよ😊(お花の名前は、私が調べたものです。もし違っていたら、そっと教えていただけたらうれしいです。)

💜 エゾリンドウ
深い青むらさきの、秋の主役。あまり大きく開かず、つぼみのようにふっくらしている姿が“咲いている状態”という、奥ゆかしいお花。

🌸 マツムシソウ
うすむらさきの、まぁるいピンクッションのようなお花。ミツバチや蝶々にも大人気でした。

🤍 ウメバチソウ
白い5枚の花びらが梅の花のかたち。まんなかの、糸のように細かく枝分かれした「仮おしべ」が小さな花火みたいで愛らしい。

🍂 ワレモコウ今回の推し
こげ茶がかったくすみレッドの、ころんとした穂。派手じゃないのに存在感抜群で、ドライフラワーにも人気。

🌾 サラシナショウマ
白い小花が試験管ブラシのようにふわふわの穂に。霧の山道にとてもよく似合っていました。

✨ アケボノソウ
白い星形の花びらに、黄色い斑点と細かな点々。その模様を夜明けの星空に見立てた、素敵な名前のお花。

🌼 野菊の仲間(ノコンギクなど)
うすむらさきの花びらに黄色い中心。よく似た仲間が多く、見分けはプロでも難しいそうです。

💠 アザミの仲間
つんととがった赤紫の花。トゲには気をつけて、そっと観賞を。

🔴 マムシグサの実
とうもろこしのような真っ赤な実が印象的。ただし全体に毒があるので、見て楽しむだけにしてくださいね🐾

🍬 ミゾソバ(憶測です)
金平糖のような、白とピンクのちいさなお花。しめった場所が好きなのだそうです。
こうして並べてみると、ほんの一日でこんなにたくさんのお花に会えたんだなぁと、あらためてびっくり。入笠山が「花の宝庫」と呼ばれる理由が、しみじみわかった気がします。
おわりに
というわけで、秋のお花、雲海、静かな湿原と、ぜんぶ楽しめた入笠山トレッキングでした。
歩いてみて「こんなにいろんなお花に会えるんだ!」と、あらためて信州の山のゆたかさにうれしくなりました。
お留守番していたふうあには、あとでたっぷりお土産話をしてあげました(笑)
ゴンドラを使えばもっと気軽に楽しめる山なので、「ちょっと山のお花を見てみたいな」という方にもおすすめです。来年は別の季節にも来てみたいなぁと、さっそく次のたくらみ中の私でした。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。またお会いしましょうね😊
Instagramでも、お庭やふうあ、信州の景色をのんびり載せています🌿 よかったらのぞいてみてくださいね(@fua.no.kurashi)。

